2017-01-01から1年間の記事一覧

読書感想文「陽だまりの彼女」・バームクー軒

この国の偉大な小説家の一人に村上春樹という作家がいる。どのくらい偉大かと言いうと、世界的に有名だとかベストセラー作家というだけでなく、毎年のようにノーベル賞の候補に名前が挙がっていたり、海外のミュージシャンをインスパイアしたり、ろくに小説…

読書感想文「陽だまりの彼女」・白Ⅱ

若いカップルが、イチャイチャ、ラブラブしている甘甘の小説は結構好きなのだがこれには拒絶反応が出た。おかしい。年をとったせいか?そう思いながら読み進めた。 一ページ一ページ読むのにこれほどの時間と労力がかかる小説は久しぶりだ。何とか最後のペー…

バームクー軒のラーメン日記27軒目

だいたいのラーメン屋にはビールが置いてある。何故か昼営業しかやっていないはずの店にもだいたいおいてある。友人も、としおかでビールと塩油そばが至福だと言っていた。その組み合わせは古くから黄金と言われており、同時にラーメン屋の重要な収入源でも…

詩のようなもの22

●青春の時/勇気の出しどころ●

バームクー軒のラーメン日記25軒目

そう言えばさ、塩ラーメンの美味しい店って言えばどこなの? 仕事終わりに職場の先輩と駄弁っている時にこう聞かれたのだが、実はすぐに返答することが出来なかった。俺が基本的には塩より醤油派なことは差っ引いても、この質問にどう答えるべきかってのは結…

詩のようなもの21

●電話●

読書感想文「四畳半神話体系」・白Ⅱ

■四畳半神話体系 読書感想■ ● 四畳半神話体系はアニメの方は見ていたので、原作を読んだ気になっていたが、読んでみると内容は全然違っていた。これは良い誤算だった。

読書感想文「四畳半神話体系」・江戸川キックボード

これは意識の高い小説だ。

読書感想文「四畳半神話体系」・バームクー軒

所望、腐れ文化系大学生向けの小説であり、普段は物語の陰に隠れがちな腐れ文化系大学生である主人公たちが非常に魅力的に書かれている。もう腐れ文化系大学生感涙の傑作である四畳半神話大系なのだが、いったいどこから話せば良いものなのか。

読書感想文「四畳半神話体系」推薦理由・バームクー軒

読書感想文企画も自分の推薦で一周となるんだけど、どうやら2週目もありそう。散々止めておいていうのも酷い話なんだけどね。 あまり読書をしないので、課題図書を選ぼうにも選択肢が多くないし、手持ちの物も少ないので久々にブックオフを何軒も回りました…

バームクー軒のラーメン日記24

いきなりだが、3月4月は色々な事の切り替わりの時期である。その切り替わりはある日突然な場合は少なく実はあの時のあれが、のようなことが殆どである。であるのだが、ある日突然にビックリするようなことを言い渡されて、あの時のあれが伏線になっていたの…

バームクー軒のラーメン日記23

あの時はああ言った。でも実はそんな気は全然無かったんだよね~。のような話ってよくありますよね。みっともない事この上ないけど、恥ずかしながら自分もやっちゃうことが多くてね。反省しないといけないのだがどうにもね。 実はこの前、友人とラーメンを食…

月迷町奇談3

kakuyomu.jp

読書感想文「86ーエイティシックスー」・江戸川キックボード

あるのは、底知れない絶望だけ。もしかしたら嫉妬してるだけかもしれない。もしかしたら歳をとりすぎたのかもしれない。もしかしたら鬱に陥ってるのかもしれない。それでもあえて言うなら、この物語には絶望だけしかない。

読書感想文「86ーエイティシックスー」・バームクー軒

読書感想文企画の第2回目は話題性を買って電撃の大賞作。時事ネタでもあるので早く感想文を上げろとせっつかれて慌てて書いている。普段からラノベを読んでいるわけではないので電撃がどういったものを出しているかわからないが、タイトルだけで胃もたれし…

読書感想文「86ーエイティシックスー」・白Ⅱ

おもしろかった。 メカや科学技術の設定が物語とばっちりかみあっていて、無駄がない。 キャラクターたちも最初は人数が多くて把握しきれなかったけど慣れれば個性があり、掛け合いも面白い。

読書感想文「86ーエイティシックスー」推薦理由・白Ⅱ

さて、読書感想文も二回目。 今回は旬のものをと思い、電撃文庫から第二十三回電撃小説大賞<大賞>作「86ーエイティシックスー」を課題図書にしました。 電撃文庫、というかラノベを読むのがメンバーの中では白Ⅱしかいないのでほか二人の感想がどうなるの…

読書感想文・江戸川キックボード 「殺し屋の厄日」

この文を読んでる方なら同じサイトの私の駄作にも目を通してもらえてると思う。そして僭越ながら、私が目指す小説とは、この本のような小説なのである。 内容は、お世辞にも綺麗とは言いがたいサスペンスだ。むしろ、子供じみたブラックジョーク満載、といっ…

読書感想文・白Ⅱ 「殺し屋の厄日」

最初のシーンこそグロいが、そこを超えれば王道の犯罪小説といった風。 魅力的なキャラクターたちが事件を探っていく過程も特に困難にぶつかることもなくスイスシと進むので悪役が背後で何をしているかが気になって読むと言う感じではない。

読書感想文・バームクー軒 「殺し屋の厄日」

実はメンバーの連載ストックが無くなった事で始まった読書感想文企画。能動的に本を選んで読むのって、どうしても自分の狭い選択肢の中から選んでいるのでマンネリ化しやすいし、瘦せた読書体験になってしまっていると感じることもしばしばだったりする。そ…

新企画「読書感想文」はじめます。

2017年は新しいことをしようと前々から考えていまして、その中の一つとして「みんなで読書感想文」をやろうというのを企画しました。 ルールは単純。 メンバーがそれぞれ課題図書を用意してそれをみんなで読んでそれぞれの感想文を書くというもの。 この企画…

月迷町奇談2

kakuyomu.jp

バームクー軒のラーメン日記22

最近は休みの日の方が忙しい日がある。遊びの予定を入れ、必要品を買いに行き、勉強をし、更にラーメンを食べに行く。エアコンの掃除をし、床屋に行き、遊びの予定を入れ、ラーメンも食べる。こんな感じで結構いっぱいいっぱいなのだ。必要品の買い出し先が…

月迷町奇談第一話月迷町へようこそ

カクヨムに掌編をのっけました。下記から行けます。 kakuyomu.jp

「パブリックエネミー」アワーフェイス ラストエピソード

「貴様、最先端と歌いながら小娘のドローンに破れおって」 「ウヌは、あれ一台にいくらかかってるか、忘れたわけではあるまいな」

バームクー軒ラーメン日記21

スランプである。信じられないくらいのスランプ。まさか、日記を書くだけでこんなに苦労するとは。正月明けに、あるお店の限定を食べて今年も良い1年になりそうだなー、とか思っていたが甘かった。それ以降は、うまいは美味いがみたいな一杯ばかりでどうにも…

詩の様なもの20

●Go Ahead

「パブリックエネミー」マシーンフェイス下

再起動、夜空が見える。 痛みは無い。 右腕もコートもない。

あけましておめでとうございます!

あけましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いします。 2016年はサークルの目的である同人誌作成とコミケ参加という二つの目標を果たすことに成功した充実した年となりました。 2017年はコミケではない同人イベントにもっとクオリティの高…