バームクー軒ラーメン日記8
ああ、まさかの事態である。本当は友達の地元である東陽町とその周辺の悪口でも書くつもりだったのだが、まだ写真をパソに入れて無いじゃん。デジカメも手元に無いし、どうしたものか。
と言うことで、去年のナンバー2の話である。そして、またしても埼玉の田んぼにまみれたド田舎の店だ。そう、今の埼玉で四葉の次に来る店といったらよしかわである。無論、あくまで話題的にね。味は異論反論あって良いし、行けてない有名店も多いので。
その日は、何時だったのか正確な時期は忘れたが、友達と大宮で集まってカラオケでも、というプランだったのだが、「まだ時間があるから昼飯にラーメンに行こうぜ。また四つ葉とかさ。」のような流れだったはず。なのですかさず、「いや、今度は次に話題になっているよしかわに行ってみようよ。」とねじ込んだ記憶があるような、無いような。
しかし、埼玉の有名店って本当に車でしか行けないような凄いところにある。北上尾の駅から1キロ半ちょいじゃ、地元民以外はきつい。おまけ情報で駐車場は四葉ほど広くないので注意が必要かも。
で、お店なんだけど、外観としては四葉のところにもあったでかい布看板が特徴。というか、まるで急造で作ったほったて小屋に布看板だけ用意したみたい。中は完全に適当なつくりのプレハブ小屋で、マジでラーメンを提供するためだけに作られたんじゃないかってほど。
だからこそ、と言うべきなのかここのラーメンはかなり良かった。よしかわの売りは煮干で、比較的強めの主張をしながらもきれいな味のまとめ方。つけ麺とまぜそばは未食だが、ラーメンの塩と醤油に関しては、良い意味で店が注意を促すほどは強くない。醤油はパンチが効いていて、塩はより煮干感を楽しめる。個人的には塩か?ラーメンに良く合う半味玉がベースでのっているのもうれしい。
都民としてはいちいち秘境みたいな場所に美味いラーメン屋があると、埼玉のラーメン屋は奥が深いなー、とか思ってしまう。何だろう、都内には無いロマンがあるよね。最後に煮干では四葉よりこっちを推したい。最近出来た川越の支店は未訪です。かな?