白Ⅱ

詩のようなもの21

●電話●

月迷町奇談3

kakuyomu.jp

月迷町奇談2

kakuyomu.jp

詩の様なもの20

●Go Ahead

詩の様なもの19

●夜明け●

詩のようなもの18

●夜の底●

詩のようなもの17

●旅のはじまり

詩のようなもの16

●ある冬の夕方/決意の狼煙●

詩のようなもの15

●詩を作ると言うこと●

詩のようなもの14

●走り出す時●

詩のようなもの13

●夏の終わりに●

詩のようなもの12

●青い夕方●

詩のようなもの11

●この本は

詩のようなもの10

●幕引きの後の日々●

詩のようなもの9

●夏の足音● 緑の梢を電車が走り抜けていく。 窓ガラスには青い空が気持ち良さそうに広がって視界をいっぱいにする。 夏の足音が聞こえる。 そうだ。 これだ。 僕はこの瞬間を待っている。 靴を脱いだ裸足が海の冷たさに触れる時を。 汗ばんだ肌に吹き抜ける…

詩のようなもの8

●最近/成長について●

詩のようなもの7

●幸せということ●

詩のようなもの6

●いつまでもロックンロール●

詩のようなもの5

■夜道■

詩のようなもの4

●硝子のオルガン/芸術について●

詩のようなもの3

●雪の白をこの手に● 雪の白をこの手に。 雪の白をこの手に。 新雪の誰の手も触れられていない、実にすばらしき白。 言葉で遊ぶ詩人のおもちゃ。 雪の白をこの手に。 ちらちらと降る美しい白。 深い紺色の空に描きつける白い絵の具。 名も無き白。 雲のかけら…

詩のようなもの2

■この風を■ この風を書きたい。 この風を書きたいのだ。 冬の切るような冷たい風。 夜の匂いを運ぶ風。 ここではないどこかを思い出させる風を書きたい。 物語はいらない。 登場人物はいらない。 ただ風を書きたい。 それが私の書きたいもののすべてだ。 そ…

詩のようなもの1

■私の本■ まだどこにもない本を私は探している。 まだ誰のものでもない本を私は探している。 それはどんな大きな図書館にも、街中の本屋にもない本。 私はそれを探している。 たまにそれは見つからないのではないかとも思う。 けれど、諦めずに探していると…