バームクー軒ラーメン日記11

前回の記事の冒頭に予期せぬ出来事楽しむことが出来たらなと書いたが、実はその時に川崎に用事が出来ていて、糞遠いし行きたくないが、ついでにラーメン遠征も兼ねればちょっとした小旅行気分で楽しめるのではないか。そんな風に考えながら書いていたのだ。実際、少し、楽しみだった。

 

 しかし、そうした矢先に川崎での用事がおじゃんになり、ラーメン遠征の計画は崩壊。代わりに練馬区の行った事もない僻地に赴かねばならなくなったのだ。練馬区でも練馬なら近いのにね。

ならば、練馬ラーメン遠征や、と店を探したところ1軒興味を引く店を発見。以前に、そこまで話題でないことと、チャリで行くには遠いと判断し、訪問を見送っていた店である。保険が無い事が気になったが、時間も無かったので友人にも連絡をつけそれで予定を組むことに。

前置きが、長くなるのでここらで話を切るが、結局はこの遠征で回収できたのはラーメンの楽しい思い出ではなく、保険が無いのに空ぶったというフラグだけであった。まさか7時半にはもう店の営業が終わっているだなんて。無情である。ちなみにその僻地は高校時代に一度だけチャリで道に迷った時に行った事のある場所だった。

 

そんなわけで、今回のお店は友達の愛してやまない早稲田のとしおか。このお店は惜しまれながら閉店してしまった高田馬場の有名店べんてん出身の店主さんのお店で、そのべんてんの後継者との期待に応えるクオリティから開店当初から長蛇の列の絶えないお店である。この日もやっぱり1時間待った。味としては、今風に寄った蕨の永太よりもオリジナルに近い印象である。

思えば、べんてんを友達に紹介したのは俺だったのに、気が付けばとしおかにはだいたい友達に誘われて行くことになるんだよな。1時間の待ち、高田馬場から更に昼時に早稲田を抜けなければいけない距離的な遠さ。もろもろ要因から俺は行くのをためらう事も多いが友人はもう最低月1でばっちり通いつめ、念願の塩油そばにもめぐりあったそうな。蕨の永太にも何度も行っていて、その度にちょっと違う、となっていたので安息の地が見つかったような何より。個人的には永太も結構良かったのが。

それと、べんてんの系列?は塩が美味しい。友達曰く、塩油そば>塩ラーメン>つけ麺>醤油ラーメンだそうな。個人的なおススメは塩ラーメンかな。味は濃い目で量も多いけど、アクセントにラー油や生姜があって最後まで飽きさせない良い一杯。

最後に写真には美味しそうな味玉が乗っていますが、別にそんなにラーメンと合うわけでもないので何かというなら、メンマの増量が良いと思います。ビールのお通しもこれで、飲んだ友達曰く、良く合うってよ!

f:id:wakimiti:20160617213618j:plain