バームクー軒ラーメン日記32

 

 年の瀬の迫ったこの時期に書かれるべきものは何か。反省のだいたいは冬コミの冊子に乗っけてしまったので特に書くべきことはない。と言いたいところだが、実は…的なことがあったりする。

 そう今書かねばならないのは懺悔の記録である。その内容は、冊子の制作中に時間があんまりにも足りなくて、質的には乗っけといた方が良かったかもレベルのお店を1軒乗っけなかったことである。てへ。

そんなことで今日のお店は、東中野のㇻ飲みの幻の8軒目楓屋である。

 

 

 

その日は冊子の調査最終日で、とりあえずここを行けば目ぼしい店は全部おさえたことになる。そんな状態であった。ちなみに、原稿のほどは脳内で6割、ワード上では進行率0%という破滅的状態であった。今だから言えるやつね。てへへへ。

 

その店はかしわぎに行く途中で見た記憶があった。そのため場所も特に調査しないで来たが、よくよく見れば、きなりの目の前やん。大盛軒、楓屋、きなり、好日って実は超近い。おまけにかしわぎもりんご堂basicも徒歩3分以内くらい。東中野凄いな。これは激戦区ってか、この辺は逆にラーメン屋しかないのでは?と疑いたくなるレベル。

 

そんなことを考えながら店内に入ると、「下で忘年会をやってるので少しうるさくなっちゃうかもしれないです。」のような内容をお店の人に開口一番に言われたのだが、その時は、へぇー地下があるんか、くらいにしか考えてしなかった。

これが甘かった、甘かったねぇ。この後、たびたび響く爆音に我々は、驚きを通り越して爆笑が止まりませんでしたよ。どうも下で合唱サークルが忘年会していたらしい。こんな面白事件を冊子に出来なかったのはまさに痛恨の極みである。

 

ラーメンの話に戻るが、楓屋は喜多方系のラーメン屋らしく特にこれといった特徴は無いが、可もなく不可もなくな喜多方ラーメンを出してくれる。家系のラーメン屋ではない。

しいて特徴を挙げるならメニューが多い事か。一口しかたべてないからはっきりしたことは言えないが、俺氏が食べた醤油より、友人の食べたもやし味噌の方が良さそうだった。

また餃子が普通に美味しいので、セットメニューを行くか、友人と二人で行った時は即餃子ダブル頼んで良いかも。

基本的には町の中華屋さんに近い立ち位置なのか、お酒はビールに焼酎、日本酒と色々ある。まずは、餃子とお通しでビールを飲んでいたのだが、そろそろラーメン。そんな時にお店のおっちゃんが宴会場に呼び出される。どうも観客役を要請されてるみたい。それが、2、3回あったので我々はかなーりゆっくりビールを飲んでいられたりした。またそんな感じなので酒の切れた友人はラーメンが来て早々に麺だけ食べて日本酒を追加である。凄いシチュエーションでしょ。

でもまあ、たまにはこういうのを肴に飲む酒も悪くないのである。いつもこうでも困るが。

 

以上が東中野のㇻ飲みの思い出である。

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