バームクー軒ラーメン日記18

 

 今月は激動の一か月である。職場でケガ人が出たり、友達がうわあああってなったり、友達がえええええってなことになったり、趣味でも色々あったし、まだ月が替わってないけど、もうお腹いっぱいである。今日もあまりの不安から酷い悪夢を見て最悪の朝、って言いうか昼だったよ。

こんな時は美味しいラーメンを食べて全てを忘れたくなる。哀しくもあり微笑ましくもあるデブの性である。食に関する自己弁護はその皮下脂肪のように厚いのだ。

 

 

やっとラーメンの話である。構想としては何かと理由をつけてほどほどの文章に写真を2枚乗っけたかったが、さっき見直しをしたら書こうと思っていた2軒の内1軒で写真を撮ってなかった。このデブ、無能だったか。

今回は東陽町のタンメン屋トナリと池袋の花田の系列のまるはなの話である。

いきなりだが、我々は年に何度か東陽町に集まりラーメン食った後にアルコールで身を清めるという神聖な儀式を行っている。その一番直近の儀式がトナリだったのだ。しかし、イマイチ時期が思い出せない。写真が無いのでデジカメからは消去法以外では探せない。携帯の方で撮ってないか確認したところ、9月の中旬にそれらしき写真が。ああああ、もう2か月も飲んでないのかよ俺。近々、儀式が行われることを熱望。

9月の中旬は今から思えば本当に平和だった。うわあああな事件もえええええってな事件も起こってなかったし、トランプが大統領になったとしたら大事件に思えていたはずだ。みんな夢や希望があふれた日々を送っていたはずだったのに。

トナリの話に戻る。トナリは東陽町にあるタンメンのお店で六厘舎と同じグループらしい。詳しくはわからないが、サイトを見るとどうもお店が出来た段階でグループの二の矢、三の矢として出てきているみたい。まるはなにも通じるが、企業戦略としてのタンメンの扱いってそんなところなんだろうか。

トナリのタンメンの味は濃い目で胡椒が効いていて結構スパイシー、すっきりよりかはごってりの方によっている。すっきりとしたスープに野菜を感じるはつねのような完全に古き良きといった趣ではなくて、ちょっとだけ今風な味。やや濃い目で動物系の押しも感じるタンメンである。ショウガをトッピングできるのがうれしい。一つ残念だったのが、勢いでタンギョウを頼んでしまったのだが、餃子とから揚げ半々にすればよかったなーと後悔。

その後は平和裏に儀式を遂行し、最後はいつも通り東西線の駅のホームをぼろくそにけなして解散したのだった。

 

 その約2か月後、つい先日にまるはなでタンメンを食べて、トナリともまた結構違うなー、などと暢気なことを考えていたが、その時はまさかその後にええええな話を聞かされるとも思ってなかったし、うわああああなことが起こるなんて知らなかったし、職場の大事件もまだおきていなかったのだ。

 まるはなの話に戻る。まるはなは味噌ラーメンで有名な池袋にある花田の系列で、店も花田の隣にある。長蛇の列を作る花田に比べガラガラでめっちゃ空いている。我々以外は花田の並びを見てビビった人しか来てない程の惨状で、ちょっと前に辞めた花田のがっつり系の仕切り直しなのだろうが、大丈夫なんだろうか。

 肝心のタンメンの方だが、個人的には意外に悪くない出来だと思った。凄い濃厚でごってりで今風というべきなのかな。花田が作ったタンメンってのも納得かも。半面、トナリのやつと比べるとタンメンっぽくないともいえるかも知れない。でも、こういうのもあって良いのではと思った。アクセントのラー油や、友達が不要論を唱えた味変用のレモンも個人的には悪くない派である。

 

 しかし、暢気にラーメンを食べている時にはもう色々な事が起きていたんだな、と思うと感慨深いよね。ちな、写真はデブが無能だったのでまるはなだけ。

最後に、良くないことがある今月なんで、神聖な儀式で早く身を清めないと!

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