バームクー軒ラーメン日6

 

 ラーメン屋が閉店してしまった時のこちらの反応は主に2つある。「あの店はやっぱり駄目だったか」と、「え、あの店が!」と言うものだ。

 

どちらにしても残念だけど、前者は素人目にも何らかの危険な兆候があったことの現れだが、後者の場合は傍目からわからない脆弱性によって起こったことなので「あの時に行っておけば」的な後悔を抱く事が多い。まあ、店主が腰をやったらもう続けられない事が多い業種なので、続ける理由よりは止める理由の方が多いのかと思ってしまうよ。蕎麦屋に鞍替えとかはピンと来ないが。

 

そんなことを考えていたら、青島食堂の秋葉原店の休業期間が3月の後半くらいまでになったらしいとの情報をキャッチ。無期限からの閉店とかにならなそうで一安心である。

青島食堂のラーメンはふた昔前のオーソドックスな醤油ラーメンに生姜を利かせただけのように感じるが、不思議と古臭いところが無く、しょうがの聞き具合も控えめで良いアクセントに収まっていて美味い。特徴のあるラーメンにしては万人向けなので家族や友達とも行きやすいので重宝させてもらっている。

青島食堂はもともとは新潟の方のお店なのか、ラーメンデータベースを見るといっぱい支店があり、秋葉原のお店もそのひとつらしい。いつか新潟のお店も行ってみたいが、まずは秋葉原のお店が無くならなくて何より。最近は秋葉原にも良いお店がいっぱい出来てきたけど、まだまだがんばって欲しいお店である。

 

 ちなみに写真は1月の終わりか2月の頭に父と食べに行った時のもの。あの日は、おとんがスマホの電池をヨドバシに見に行ったついででよったのだ。ラーメンを食べた後に解散したので詳しくは知らないが、おとんは適当に秋葉原をぶらぶらして電池を買い忘れ、その後の1カ月くらいスマホの電池がヤバイヤバイ言い続ける事になる。

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