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「パブリックエネミー」アワーフェイス ラストエピソード

「貴様、最先端と歌いながら小娘のドローンに破れおって」 「ウヌは、あれ一台にいくらかかってるか、忘れたわけではあるまいな」

「パブリックエネミー」マシーンフェイス下

再起動、夜空が見える。 痛みは無い。 右腕もコートもない。

「パブリックエネミー」マシーンフェイス 上

(もう夜ね) (見つけるのに手間取りましたからね) (結局あの蟹男って何だったの? 出てきてカッコつけて、操るはずの蟹にかじられててさ) (さぁ。本人も蟹もろとも水に流してしまったので、今となっては、です)

「パブリックエネミー」カップルハント下

信じられない光景だった。 銃撃戦は母国にもあった。けど、これはまるで、映画だった。

「パブリックエネミー」カップルハント上

長かった。 計画を決めてからはひたすら稼いで貯金した。同時に言葉や地理も勉強し、予防接種までした。身辺調査と費用をクリアし、彼らと接触してもすぐ実行とはいかなかった。着いてからの行動プランやその後の仕事や住む場所の手配に時間がかかったし、さ…

「パブリックエネミー」ゴムは愛情の印 下

光が戻る。お空が綺麗。

「パブリックエネミー」ゴムは愛情の印 上

空は朝焼け、それをバックにボロいビルがそびえていた。ここら辺で建てられた中で一番高いビル、というよりも残った中で一番高いビルが正しいだろう。回りは廃墟同然で、崩れ落ちそうな町並みがゴミと落書きで彩られている。そんな抜きでた高さに更に加えて…

「パブリックエネミー」至高の戦場 下

大会は滞りもなく進んでいった。相変わらず喧しく、奇声をあげたり気を失ったり呆けたりする参加者はいても、相手に危害を加える者はおらず、荷物ごと別室に運び出す以上の手間はかからなかった。そして半分が過ぎた頃、残った参加者は半分以下に減っていた。

「パブリックエネミー」至高の戦場 上

作業着みたいな黒の繋ぎにワークブーツ、白の手袋に頭には無線機のヘッドホンをさせられてる。繋ぎの背中には大きなロゴの、胸には『ジャッジ』と読める刺繍が縫い付けてある。

「パブリックエネミー」血液経済 下

女ブタイは体型通り足は遅かった。おかげで曇ったままでも余裕で逃げられた。それで、逃げ込む先は、トイレだった。

「パブリックエネミー」血液経済 上

ショッピングモールは何故かワクワクする。きっと広くて迷路みたいで、それが冒険心をくすぐるからだ。

「パブリックエネミー」デビーク下

養鶏場の最奥に『廃棄室』の扉があった。

「パブリックエネミー」デビーク 上

間抜けな顔のマスコットが描いてある。普段なら気にも留めないが、こうも血塗れだと流石に気にもなる。そんなマスコットを横目に二重になっている扉を順に開いて入ると、内も負けじと血塗れだった。

「パブリックエネミー」god is

ギデオンは神を信じていなかった。だから昔から日曜学校には通わず、代わりに自宅でパソコンに向かう人生を選んだ。そのお陰で一流大学を卒業し、一流企業に就職できたと自負してきた。しかし神は突然舞い降りた。

「パブリックエネミー」夢見るスプーン下

スクラップのジャングルジムはスカスカで楽々抜けられた。そして出たのは、ロケットの前だった。……ロケットだと思う。 形は完全にロケットだ。だけどそれはデフォルメされた、丸みをおびた形状をしていた。表面にしても塗装しておらず、ツギハギの繋ぎ目がく…

「パブリックエネミー」 密室殺人事件下

「パブリックエネミー」 密室殺人事件上

極上のスイートルームだった。 海と船とカジノが連なる風光明媚なこの土地に、灯台のごとくそびえるホテル、その最上階が丸々使ったこの部屋は、今回の指令の舞台だった。 外側の壁は全面ガラス張りにされていて、見下ろす窓辺には星空のような夜景がパノラ…

「パブリックエネミー」モンキーレンチ下

老人の話しでだいたい見えてきた。つまり私らのアタッシュケースは麻薬と間違えられたらしい。イゼベルも一番人気とか言ってたし、もしかしたら、以前に身内が襲われたから私らに指令が来たのかもしれない。何にせよ迷惑な話だ。 等と考えていると王さま気取…

「パブリックエネミー」モンキーレンチ上

よく晴れた休日の昼前、都市の中心にあるこの公園は、やたら広いくせに人でごった返していた。それも子どもやカップルや学生やらではなく、アーティストだかパフォーマーだか、水着だかドレスだか鎧だかメカだかネコだか魔法少女だかバンダナカメラだかであ…

「パブリックエネミー」ヒューマンフェイス